萌黄の匂ひ(十二単ご体験)
こんにちは。浮舟です。町屋の雅ゆきは本日も爽やかな風通しでございます
昨日のお客さまは仲良く母娘のご旅行でおいでくださいました。
お選びになった重ねの色目は「萌黄の匂ひ(もえぎのにおい)」
萌黄とは草木の萌え出るような鮮やかな黄緑色系の伝統色をいい、
匂ひとはグラデーションを意味します。
着装の経過の撮影とブログでのご紹介をご快諾いただきましたので
美しく十二単が仕上がってゆく過程を画像でお楽しみください。

白地が清楚なお顔立ちに映えて素敵!もうこの時点で気品が溢れでておられました。

紫の色の魅惑的なことったら。。ふぅ。実物を見ていただきたいです。

裳をお付けしてゴージャス。仕上がりまで長いお髪(ぐし)を布でまとめて。

女は海~、香り立つ気品と優美さったら、、中宮さまのようです。

ひざまづき細部までキレイに整えさせていただきます。
官女(衣紋者)がお着付けしている間は、お客さまの正面に大きな姿見(鏡)を置いていますので
このような重ねの色目の一枚一枚を、じっくりご覧になっていただけます。
ご表情がずっとモナリザスマイルでいらして、なんとお美しかったことでしょう
かつらはご利用にならず、ご自身の長い御髪が「萌黄の匂ひ」の衣裳に映えて、
あまりにお似合いで官女たちも感嘆しておりました。
平安時代のように花の顔(かんばせ)は、今回は内緒とのこと、あしからず。
Iさま、次回はご母堂さまとおすべらかし(大垂髪)に「紅梅の重ね」などはいかがでせうか。お待ちしております
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