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1000年以上変わらない女性の美しさの条件

1000年以上変わらない女性の美しさの条件

平安時代の美人の条件の一つは、艶のある長い髪であることでした。

清少納言も枕草子の一節「うらやましげなるもの」で、

髪が長くて、髪の垂れ具合が素晴らしい女性がうらやましい。と書いています。

十二単の裾よりも長く、扇のように広がった髪が理想とされていました。

では、どのくらいの長さだったのでしょうか?

文献によると7尺~8尺あったそうで、1尺=30㎝なので・・・2m以上だったそうです!

 

髪を洗うのが大変そうですね・・・

実際、当時は髪を洗うのは大変な作業で、平安時代中期の長編物語「宇津保物語」には

丸1日かけて髪を洗っていたと記されています。

ドライヤーなんてない時代ですから、乾かすのがかなり大変で、部屋の風通しを良くして、髪を広げて乾かしていたそうです。

 

でも、髪質によっては毛量が少ない人や、白髪の人もいたでしょう。

その女性たちは、どうやって黒髪にしていたのでしょうか?

清少納言は枕草子の一節「返る年の二月の廿余日」で、くせ毛なのがコンプレックスと書いていて、「かもじ」と呼ばれるウィッグエクステのようなものを使っていました。

 

しかし、この「かもじ」は当然ながらポリエステルのような人工の物ではなく、

死んだ人の髪の毛で作られていたそうです! 

お、驚きですね・・・

そして白髪染めに使っていたのは「墨」だったそうです。

こうして平安時代の女性は美しさを保っていたのですね。

雅ゆきでは十二単の体験ができ、平安時代の美女に早変わり!

もちろん髪の短い方でも大丈夫!ウィッグの貸し出しもございますのでご利用ください。

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