母の日にちなんだ在原業平の一句・・・ Mother's Day
今日は、GW最終日ですね!
あっという間の連休だったような気が致します。
そして、本日は「母の日」
みなさん、思い思いの感謝の気持ちを伝えているかと思います。
その昔、平安時代でも母を想う子供の感謝の気持ちがわかるこんな句が残されています。
伊勢物語の主人公としても有名な和歌の名手・「在原業平」
彼の母親がこんな句を詠んでいました。
「老いぬれば さらぬ別れも ありといえば いよいよ見まく ほしき君かな」
「年をとればとるほどに、去らなければならない別れ(死別)が近づき、いよいよお前に会いたくなるよ」という意味。
これに対して、業平は
「世の中に さらぬ別れの なくもかも 千代もとなげく 人の子のため」
「世の中に、去らぬ別れ(死)などなければいいのに。子供のために、親には千年も長生きをしてほしいと思っています」
なんとも素敵な、母と子のメッセージですよね(*´▽`*)
今も昔も、感謝の気持ちを忘れずに、伝えることは大事ですね!
雅ゆき