中秋の名月 ~嵯峨天皇が行った「観月の夕べ」~
令和5年9月29日は「中秋の名月」
お月見や十五夜でも知られていて
起源は平安時代!
古来から続く日本の伝統ですね^^
お月見の風習が広まったのは
時の嵯峨天皇が
お月見を好んでいらっしゃったから♪
離宮だった大覚寺の大沢池で
船を浮かべて
水面に映った月を愛でる宴をしていたそう
宴には貴族たちが招待され
空海も嵯峨天皇から宴に招待されたとか!
きっと
華やかで雅なお月見だったんでしょうね^^
実は嵯峨天皇は
お月見を楽しむために
人工で大沢池を造ったとか!?
この池は1000年以上前から
当時の姿のまま、
残ってるんだそうです^^
それにしても
どうして池まで造って
水面に映る月にこだわったのでしょう?
夜空を見上げればいいのでは?と
思っていたのですが…
平安時代、
天皇は神(=1番上)とされていた立場で
自分(神)より上のものはない、
見上げることはおかしい。という考えだったので
水面に映る月を
上から見下ろすスタイルになったらしいです!
今日はいろんな寺社仏閣で
中秋の名月のイベントが行われます!
皆さんもぜひ
月を見上げたり、水面の月を愛でたり
思い思いの十五夜を楽しんでくださいね♪
衣紋道 雅ゆき
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参考文献:
ナゼお月見を愛した嵯峨天皇は直接、月の姿を見なかったのか MAG2NEWS