風の音で秋を感じる ~平安時代の雅な文化~
京都はまだまだ30℃越え!
蒸し暑い日が続いてます…><
ですが暦の上では
立秋は1カ月も前の話!?
旧暦と新暦では1カ月くらいのズレがあるので
8月初旬の時点で秋です!と言われても
う~ん・・・と悩みますが
9月に入って
夕方になると涼しい風が吹いて
「ちょっと秋になってきたかなぁ」と
肌で感じるようになった気がします!
平安時代の人も
風の変化で秋を感じていたようで
秋来ぬと目にはさやかに見えねども
風の音にぞ おどろかれぬる
※古今和歌集より
訳:
秋が来たと目には見えないけれど
風の音で秋が来たと
はっと気付きました。
有名な歌人・藤原敏行も
うだるような暑さの中かに
爽やかな風を感じて
「そろそろ秋が近づいてきたなぁ。」と
歌にしたためたのかもしれないですね^^
秋は過ごしやすい季節!
平安時代でも秋になると
重陽の節句や中秋の名月、
紅葉狩り、新嘗祭と行事がたくさんあり
宮中はきっと賑わっていたのでしょうね♪
残暑を乗り越えて
平安時代の貴族たちが過ごした
雅な秋を体験しに来てくださいね^^
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参考文献: