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夏休み特別コラム④ 紫式部が仕えた優しく誠実な中宮・彰子

夏休み特別コラム④ 紫式部が仕えた優しく誠実な中宮・彰子

夏休み特別コラム 第4弾!

 

紫式部が仕えた

中宮・彰子をご紹介します!

 

時の権力者、藤原道長の長女・藤原彰子

 

 

 

 

名前の読み方は

「あきこ」、または「しょうし」で

大河ドラマでは「あきこ」となってました!

 

彰子は12歳で

一条天皇に嫁ぎます!

 

この時、一条天皇には

相思相愛の定子という正妻がいたのですが

 

父の道長が

自分の権力をさらに強めるため

嫁がせた娘の子供(道長からすれば孫)を

天皇にしようと画策!

彰子を強引に入内させたそう!

 

 

道長はなんとか一条天皇の興味を

娘・彰子に向けさせようと

豪華絢爛な品々を取り寄せたり

 

一条天皇も気を使って

彰子のもとに訪れるのですが

 

彰子はまだ12歳の子供で

一条天皇とも年が離れていて

お互いにギクシャク…

 

さらに

一条天皇には相思相愛の定子がいます。

 

言わずもがな

彰子と一条天皇の仲は

悪くはないけど

微妙だったんでしょうね…

 

 

 

彰子がどんな人だったかというと

 

紫式部日記には

「奥ゆかしくて上品、

 だけれど控えめな方」

記されています。

 

 

 

 

ひかえめな彰子ですが

一条天皇に相応しい女性になろうと

一条天皇が好きな漢文を

紫式部に頼んで教えてもらって

熱心に勉強していたそう

 

 

努力家で真面目な

女性でもあったんでしょうね^^

 

 

また彰子の誠実さを感じるエピソードが!

 

ライバル関係にあった定子が亡くなった後

道長は定子の息子・敦康親王を引き取り

彰子に育てさせることにしました。

 

道長にとっては敦康親王は

彰子に子供ができなかったときの保険でしたが

 

彰子にとっては

実の息子も同然だったみたい!

愛情をもって育てたとされています^^

 

 

時は経ち、

彰子も男の子・敦成親王を産みます。

 

道長は大喜び!

次期天皇として

これまた強引に

敦成親王を皇太子にするのですが

 

彰子は大反対!

 

というのも

先に生まれた定子の息子・敦康親王の方が

皇位継承権が高く

 

一条天皇が定子や敦康親王を

すごく大切にしているのもを

彰子はそばで見て知っていたから

 

自分の子ではなく

定子の子を皇太子にするように

父・道長に直談判したそう!

 

 

天皇の母という

最高位に身分になれるのに

一条天皇の気持ちを思って

身を引こうとする

誠実で優しい女性だったのかもしれませんね♪

 

 

 

大河ドラマでは

見上愛さんが藤原彰子役に!

 

可愛らしくて清純なイメージで

彰子役にピッタリですね♪

 

 

 

次回は

紫式部のライバル「清少納言」!

 

*

 

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参考文献:

・歴史スタイル「一条天皇の2人の后とは?」

・日本の白歴史改「藤原彰子の性格や人物像とは?」

・大河ドラマ・光る君へサイト 出演者発表第4弾