烏帽子?冠?平安時代の男性のオシャレ!~小物編~
衣冠を体験された本日のお客様!
威厳ある黒い装束に
冠をかぶった姿は
まるで平安時代の雅な貴族のよう♪
衣冠を着る時は
名前の通り、冠をかぶるのが一般的!
この冠は公的な場へ行く時に必ずかぶっていて
また冠の色で身分を表していたので
平安時代の男性にとって冠は必需品!
冠って実は頭にちょこっと乗ってるだけ!?
平安時代の男性は基本的に髪が長くて
「髻(もとどり)」という
ちょんまげ?のようなヘアスタイルをしていて
冠の後ろの立ちあがってる部分にまとめた髪をいれて
かんざしで髪を固定!
かんざしで止まっているので
動いても大丈夫だったようです^^
でも、ちょんまげ文化がなくなったので
今は「紙撚(こびねり)」という紙紐で固定してます^^
男性にはもう一つ
オシャレな帽子があります!
それが「烏帽子」!
烏帽子はどちらかと言うと
日常的にかぶっていたもの。
平安時代では
頭に何もつけないのは恥ずかしい事!とされていたので
家の中でも寝る時でも
烏帽子を四六時中かぶっていたとか・・・
最初は柔らかい生地で作られいたそうですが
平安時代末期になると
硬い生地の「強装束(こわしょうぞく)」がブームになって
烏帽子も硬い素材のものが主流になりました!
烏帽子も頭にちょこんと乗ってるだけなので実は不安定!
烏帽子の中で髻(もとどり)に紐をひっかけて固定したり
蹴鞠をするときは「翁掛け」という紐でくくって
あごの下で止めいたりしました!
平安時代のオシャレ!
いかがでしょうか?
ちょっとした小物にも面白い逸話や歴史があって
調べるほどに楽しくなります^^
ご紹介したのは、ほんの一部!
皆さんも体験してみて
平安時代のオシャレを楽しんでみてはいかがでしょうか?
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参考文献
・「十二単のはなし 現代の皇室の装い」仙石宗久著