時代祭を知る~静御前編~
男性装束の白い水干に烏帽子、
腰に刀を身に着けた姿で描かれる「静御前」

一途に源義経を想い続けた女性なのです!
もともと静御前は舞を披露する遊女で、
貴族の屋敷で踊っていたところ
義経と巡り合ったとされます。
(出典:Wikipedia 作:葛飾北斎)
平家との戦が終わり、
義経は兄・頼朝と決別!
京を追われた義経は
静御前の安全を考え、京へ戻しましたが、
頼朝に捕まり、鎌倉へと送られました。
そこでは不当な扱いを受けており
頼朝の命で
舞を披露することになった静御前は
吉野山 峰の白雪 踏みわけて
入りにし人の跡ぞ恋しき
しづやしづ しづのをだまき くり返し
昔を今に なすよしもがな
「吉野山の奥深くへ行ってしまった
義経様が恋しい
静よ、静よと繰り返し呼んで下さった
あの昔のように今を戻したいものです。」
義経を一途に思う歌を詠み、踊りました。
腰に刀を下げた勇ましい姿の内側に
純粋で一途な思いを持ち続けていたんですね
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<参考文献>
レファレンス共同データベース「静御前が歌った歌の解釈について」