時代祭を知る～和宮編～
皆さん、こんにちは！
今日から時代祭に登場する
偉人たちをご紹介していきます！
時代祭は毎年10月22日に行われ
京都が首都だった1000年以上の歴史の移り変わりを
その時代の衣裳を着て表現し
京都の町を練り歩くお祭りです。
（画像：京都大丸 時代祭展示から）
1895年、遷都1100年を記念して始まり、
さまざまな団体、組合、ボランティア、
そして京都市民が一丸となって行い
100年以上も受け継がれてきました。
なぜ、10月22日なのかというと
京都の誕生日！
794年に桓武天皇が平安京に都を移した日が
10月22日なんだそうです！
明治から時代を遡って平安時代まで
８つの時代を総勢約2千人、牛馬69頭
2キロの大行列は圧巻です！
今日は江戸時代の婦人行列で
一際華やかな「和宮」に
スポットを当ててご紹介します！
仁考天皇の第8皇女で
15歳の時、徳川家茂に嫁ぎました。
大河ドラマ「篤姫」にも登場し、
注目を集めた女性ですね。
（画像：平安神宮公式ホームページ 時代祭より抜粋）
時代祭では伝統的な十二単に大垂髪の
近世女房装束を着ています！
徳川家に嫁いだ和宮は姑・篤姫とそりが合わず
対立し続けていました。
公家出身の和宮には武家の生活が
かなりカルチャーショックだったのでしょう…
しかし、結婚して4年で夫・家茂が死去…
さらに討幕軍が江戸城襲撃を画策！？
対立しあっていた和宮と篤姫は
江戸城を守るため確執を捨て、
和宮は公家出身の立場を使い
朝廷と幕府の戦いを治め、
江戸城を無血開城に導きました！
激動の時代…
朝廷と幕府との間で板挟みになりながらも
最後は徳川家の妻として生き抜いた
強く美しい女性でした！
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