「菊の被せ綿」を楽しむ!
皆さん、こんにちは!
明日、9月9日は五節句の一つで
「重陽の節句」と言い、
「菊の節句」とも呼ばれています。
平安時代初期に中国から伝来した文化で、
日本で独自に発展し、
「菊の被せ綿」という習慣ができました。
菊の花の朝露を綿花で取り、
その綿で顔や体を拭えば
健康長寿となり、美人になると信じられていました。
これは中国の故事「菊水伝説」に由来し
「菊の花の雫が落ちる川の水を飲んでいる人は
百歳を超える長寿が多い。
またその水を飲み、長患いを治し
百歳まで生きた武官がいた。」(省略)
と記されています。
平安時代の貴族はこの書物を愛読し、
あの「紫式部日記」にも
菊の香りをうつした綿で体を拭うと若返ると紹介されています。
(画像:Instagramより抜粋)
近世に入ると、黄菊には赤い綿、
白菊には黄色い綿、赤菊には白い綿という
菊と綿の組み合わせの色の決まりができました。
新暦に変わり、明治以降は行われなくなりましたが、
和菓子の世界では、この時期に「着せ綿」という
お菓子が作られるそうです!
(画像:参考資料サイトより抜粋)
平安時代から伝わる文化は身近なところで
今も受け継がれているんですね♪
雅ゆきは、この文化を残すため
着せ綿の小道具を作ってみました!
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旧暦の9月9日は、現在の10月半頃なので
雅ゆきで実際に「被せ綿」をやってみようと思います!
楽しみにしていてくださいね♪
参考文献: