とある官女の日記 冬の訪れの前に
凍てつくような寒さが続く京の都、
ふと思い出すのは
冬が訪れる前に
遠い異国から京の都へと来られた姫君は
雅やかな平安の文化に魅了されたそうでございます。
この女房装束(十二単)も
姫君にとっては魅力的な装いで
紅梅、濃色の袿に
鮮やかな色の唐衣。
季節を纏う日本の文化に
大変、ご興味をひかれていらっしゃり
宮中の遊びの貝合わせも嗜まれました。
私達の千年の歴史と文化が
遠い異国でも皆様を魅了していると知り
とても誇らしい気持ちになりました。
令和八年 睦月某日


