十二単の講座・セミナープランも承ります!
先日、大学生のお嬢様から
「卒業論文で
紫式部日記の装束について研究していて
装束の解説をしてほしいです!」とご依頼があり
十二単専門家の峰村先生による
個別の講座をして頂きました^^

第二皇子の五十日目の祝いの席で
中宮・彰子が着ていた装束が
「宮は例の紅の御衣、紅梅、萌黄。柳、山吹の御衣
上には葡萄染の織物の御衣、
柳の上白の御小袿、
紋も色もめづらしくいまめかしき、たてまつれり。」
※紫式部日記より抜粋
「源氏物語 千年の色」の色見本表によると
中宮彰子が着ていた衣装は

赤や黄色、緑と華やかな雰囲気ですね♪
雅ゆきにある
たくさんの装束を使って再現!

まず、中宮彰子の装いは
「小袿」と呼ばれる
少しカジュアルなスタイル!

皆さんが想像する
十二単(=女房装束)と違って
正式な場で着る唐衣、裳を着けいません。
これは平安時代は
正式な場所であっても
身分の高い人ほど軽装が許された、
という習慣があったからです!
文様は
「めづらしくいまめかしき」としか
記載がないのですが
紫式部日記が書かれた当時は
幸菱や蝶の文様があったとされるので
こんな織物だったのではないでしょうか!
大学生のお嬢様も
現代とは違う文化に驚かれて
新たな発見があったようです^^
卒業論文の
お手伝いもできて何よりでした!
個人的なセミナーや講座も
ぜひお問合せ下さい!
もちろん
随時、受付しております!
十二単・装束専門店
衣紋道 雅ゆき
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