受付時間

9:00〜18:00

ご予約

十二単の一番上に着る「唐衣(からぎぬ)」とは?

十二単の一番上に着る「唐衣(からぎぬ)」とは?

十二単に一番上に着ている衣装は

「唐衣(からぎぬ)」と言います。

 

 

丈や袖が短くなっていて

一番上に羽織るので

豪華な織りのデザインになっています!

 

この首もとの三角部分は

長い髪がこすれて

生地が傷まないようにするための工夫なんだそうです^^

 

 

名前の通り

「唐(=中国)」から来た衣装で

奈良時代でも唐衣に似た衣装を着ていたようです。

 

十二単において唐衣はとても重要で

身分の高い人の前では必ず唐衣を着る!というもの

 

 

唐衣の色は禁色があって

濃い赤色濃い黄緑色は許された人だけ!

 

さらに白色の唐衣は

皇后が立后の儀式のときにお召しになる色!

 

白色の唐衣は

かなり特別な衣装なのです^^

 

 

唐衣は時代によって

裳の上から羽織るスタイル

裳の下に留めるスタイルがあって

 

 

 

平安時代は裳の上から

唐衣を羽織ってだけのスタイル♪

 

 

ゆるっとしたシルエットがステキ♪

裳で留めていないので

唐衣がすぐに脱げてしまって

それが逆に艶めかしい雰囲気

 

 

現代の皇室では

唐衣を裳で留めるスタイル!

 

 

儀式でキチッと着るときは

裳で留めて押さえるのが最適!

 

 

時代や目的に応じて

多少の変化はありますが

 

儀式や大事な場面では

唐衣を必ず着るというのは

1000年以上前から変わらない文化のようですね!

 

 

 

 

雅ゆきでは十二単体験に

唐衣変更オプションをプラスすると

2つの十二単が楽しめます♪

 

詳細はこちらから