スタッフレポ⑥ 貴族がお出かけする時の装い
まひろ様が藤式部として
宮仕えをし始めたころ
何度か実家に
帰省しているシーンがありましたよね!
その時、まひろ様がお召しになっていたのは
「壺装束」という衣裳です
※壺装束イメージ
お家の中では
裾を引きずって歩いていらっしゃるのですが
お外に出る時は裾をたくし上げます!
その時に、“裾すぼまり”
今で言うと “タイトスカート” のような形に着付けます
昔はこの形を「壺」と表現したんですね^^
また藁の笠に白いベールが付いたものを
かぶっていらっしゃいます!
これは「市女笠」といって
虫よけや日差しよけの効果があったり
お顔を隠して
どこの家の姫か分からなくする効果もあるとか!
(平安時代は貴族の姫を
誘拐する鬼がいたそうですしね…)
舞台では市女笠を持つお役として
乙丸・・・いえ、乙姫が側でお仕えしました♪
貴族が外出する時は
基本的に従者が一緒に付き添います!
道長様にも百舌彦がいましたよね^^
その様子を舞台で表現してみました!
いかがでしたでしょうか?
雅な貴族たちのファッションを
楽しんでいただけましたのなら幸いです♪
今後も
十二単や日本の宮廷装束をテーマにした
イベントを開催予定ですので
ぜひ、皆様また遊びにいらして下さいませ!