スタッフブログ③ 道長たち、男性貴族の装い
道長たち、男性貴族の装いとは
どのようなものだったのでしょうか?
「光る君へ」の道長様と言えば
やっぱり青の狩衣姿が印象的!

狩衣は平安時代の貴族の遊び
「鷹狩り」をするときに着ていたことから
狩衣と呼ばれるようになったとか!
脇が縫ってないので
すごく動きやすいんです!
実は現代でも
寺社仏閣で狩衣を着て
蹴鞠をしていらっしゃいますよね!

舞台も蹴鞠を披露してみました^^
女官たちと和気あいあいと♪
楽しそうですよね!
そこへ赤い衣冠を着た若き殿・・・
平安時代、
男性貴族は色によって位が決められていて赤色は五位。
大河ドラマでは、
まひろの弟 惟規が終盤で着ていた服装!

越後の国司になり、
従五位下に昇進したときに
父の為時と同じ赤色の装束を
誇らしげに着ていたシーンが印象的でした!
最後は左大臣になった道長が着ていた束帯

黒は一番身分の高い色!
「公卿」という、一位~四位の
エリートだけが着られる色なんですよ^^

後ろには「裾」と呼ばれる
長い布を引きずっていて
これが長いほど身分が高い!
一番長いのは天皇・東宮と関白で
一丈二尺…3m以上あるらしいです!

ちなみに普段は
裾を引きずっていると歩きづらいので
後ろの石帯にかけたり、手に持ったりしてます!
身分によって決められた色ーーー
惟規みたいに一つ上の位にあがることは
男性にとって誇らしく名誉なことだったのかもしれませんね!
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