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6月30日に厄落し!「夏越の祓」とは?

6月30日に厄落し!「夏越の祓」とは?

6月30日は寺社仏閣で

「夏越の祓(なごしのはらえ)」という行事が

行われることが多いですね♪

 

境内に茅(かや)で作られた

大きな輪が準備されて

そこをくぐると病気平癒

厄落しの効果があるそうです^^

 

 

茅の輪を身に着けたら

疫病から逃れられたという

日本神話の逸話が起源なんだそう

 

この夏越の祓、

実は平安時代からあった風習なんだそうです!

 

今はもう残ってないのですが

平安京の北にあった朱雀門

夏越の祓が行われていたそうで

 

 

 

平安時代に描かれた

日本版シンデレラとも言われる「落窪物語」

夏越の祓の様子が書かれています!

 

 

六月、祓へしたり。

みそぎする 川瀬の底の ければ

千歳の影を うつしてぞ見る

 

 

訳:

六月に夏越の祓をしました。

禊をする川の水は清らかで、川底が綺麗に見えます。

千年も長生きしたあなたの姿が水底に

映し出されているようです。

 

 

 

 

この和歌以外にも

夏越の祓と思われる行事について

詠った和歌がいくつか残っているそうです!

 

 

平安時代の貴族たちも

京都の蒸し暑い夏を乗り越えるのに

苦労したんでしょうね…

 

皆さんも暑さに負けずに

夏を楽しんでくださいね!

 

 

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夏越の祓についての参考文献:

「茅の輪くぐりとは?」 by Beyond編集部

「6月の行事 夏越の祓。平安時代はどんな行事だった?」byものがたりする平安

 

↓こちらもよかったら^^

夏越の祓の和歌集:「和歌と俳句 夏越の祓」

落窪物語感想文 作者:貫雪様