平安時代のデザイン!有職文様について
本日は純白の直衣を
体験されたお客様をご紹介します!
凛々しい後ろ姿がステキ!
まるで光源氏が現代にタイムスリップしてきた!という
たたずまいで、とってもお似合いでした♪
この純白の直衣ですが
実は地模様がとっても華やか!
※直衣体験のイメージ写真
写真ではちょっと分かりずらいのですが
「臥せ蝶」というデザイン(有職文様)が
織り込まれています!
※日本服飾史のサイトより抜粋
この臥せ蝶の模様は
「浮線綾(ふせんりょう)」という
円形のデザインの1つで
平安時代から人気だったみたいです!
モチーフが桜や菊になってるのもあるそうです
実は直衣のデザインのモチーフ、
もともとは「蝶」ではなかったらしいんです!?
実は「唐花」というお花のデザイン!
確かに、お花に見えなくもないですよね^^
これが時代を経て
「蝶の羽っぽくも見えるし、蝶は縁起がいいから!」や
浮線綾(ふせんりょう)の名前が
訛って「ふせちょう」になった。など
いろんな要因があって
今の「臥せ蝶」の紋様が出来たんだそうです!
模様の1つ1つにも歴史を感じますね^^
装束の模様は体験しないとわからない!!
皆さんもぜひ
本物の衣装を体験しに来てくださいね♪
装束体験の詳細はこちら
参考文献:日本服飾史「浮線綾文様について」