「母の日」にちなんだ和歌をご紹介!
皆さん、こんにちは!
「母の日」にちなんだ和歌をご紹介します
人の子の 親になりてぞ 我が親の
思ひはいとど 思ひ知らるる
※新千載和歌集より参照
平安時代中期頃に
康資王母(やすすけおうのはは)という
女性が詠んだ和歌。
「自分が母親の立場になって、
母が私を思っていてくれた気持ちが分かり、
それはなんと有り難い事だったのでしょう。」
康資王母の母親は、伊勢大輔(いせのたいふ)。
中古三十六歌仙の一人で百人一首にも歌を残しており、
紫式部とともに中宮・彰子に仕えていました。
そんな母・伊勢大輔と同じように
康資王母も後冷泉天皇の皇后・寛子に仕え、
優れた歌人として活躍しました。
親の背中を見て子供は育っていき、
やがて自分が親になって、
親の愛情を改めて知る・・・
今も昔も母親の愛情を感じる瞬間というものは
変わらないのかもしれませんね!
親子で十二単体験を楽しもう!
誕生日や、長寿のお祝いに
特別な十二単体験をプレゼントしませんか?
お問い合わせ・ご予約はこちらから
お電話でも受付中!
参考文献:康資王母 千人万首