十二単の一番上の「唐衣(からぎぬ)」とは?
「唐衣脱ぎ垂れたるほどなど、
馴れやすらかなる」

清少納言が宮仕えを始めたころ
先輩女房たちが唐衣を
肩からすべり落として寛ぐ姿が
ステキと枕草子につづっています^^
十二単の一番上に着ている「唐衣」は
奈良時代の「背子」という装束が
変化したものと言われていて
伝来は中国大陸から!
当時の中国は「唐」なので
「唐の国の衣服」=「唐衣」と呼ばれるように
現代ですと
裳で押さえてキチッと着用しますが
平安時代はゆったりと羽織るだけだったようで

赤色の唐衣と
白色の裳のコントラストが美しく
華やかな装いが姫様にすごく似合っておられて
姫様の艶めかしいお姿に
きっと清少納言も
こんな気持ちだったのかなぁと感じました♪
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